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Q  入学の経緯は?
A  文武両道を目標に、大曲高校に入学しました。
兄が角館高校で甲子園に出場したので、甲子園への憧れも強かったし、将来の夢である”教師”になるためにしっかり勉強もしたいと思って決めました。

Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A  1年生の秋からエースとして投げさせてもらい、勝ったときの喜び、負けたときの悔しさ、ピンチのときの緊張感など、いろいろな経験をすることができました。
そして、その経験を糧(かて)に冬のトレーニングを重ね、春に一回り大きくなれたことを実感できたときの喜びは忘れられません。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A  野球と勉強の両立が思っていた以上に難しかったです。
21時ころまで野球の練習をして、家に帰ってから授業の復習や予習…。
何度も逃げだしたくなりましたが、一緒に頑張っている仲間たちや、陰で支えてくれる両親のおかげで最後まで諦めずにやり遂げることができました。

Q  自分が成長したと感じることは?
A  中学のときまでは、誰かに言われてから行動することが多かったのですが、大曲高野球部のモットーでもある『気づき、考え行動する』、これを意識して日々過ごしてきたおかげで、自主的に行動できるようになりました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A  両親です。
私の両親は角館高卒で、兄も角館高に進んだので、当然私も…となるところで、大曲高を選択した私のわがままを反対することなく受け入れてくれたことが嬉しかったです。
両親の期待を裏切らないよう、頑張ろうと思いました。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A  「Stay hungry、Stay foolish.」です。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式での言葉です。

Q  これからの目標や夢は?
A  まずは大学へ入学し、”教師になる”という目標に向けて勉強を頑張ります。
教師になったら、これまで私が野球から学んできたことを生徒に伝えていきたいと思っています。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A  頼りないエースでしたが、3年間一緒に甲子園を目指して頑張ってこれたことがとても幸せでした。
これからつらいことがあっても、自分自身を信じて進んでいってください。

Q  後輩たちへのメッセージ
A  悔しいことは必ずあります。
でも、悔しい思いを胸に秘めて努力することで初めて喜びや達成感が味わえると思います。
自分を信じて努力し続けてください。

Q  あなたにとって高校野球とは何だった?
A  野球を通して、人間として成長できたと思っています。
そして、たくさんの人と出会い、たくさんの人に支えられここまでこられたということを忘れず、今度は私が誰かを支えていく側として頑張りたいです。
野球は私にとって大切な存在です。
これからも野球とともに歩んでいきたいです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

藤田 隼平(ふじた しゅんぺい)
秋田県大仙市出身
大曲高校3年