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Q  入学の経緯は?
A  家からも近く、中学校の先輩もいて、小学校や中学校から仲が良かった仲間たちも進学すると聞き、一緒に甲子園を目指そうと思ったからです。

Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A  関東遠征です。
毎年、秋に二回の関東への遠征があります。
健大高崎や横浜隼人と試合をさせてもらいました。
強豪校はレベルが高く、体つきも違い、参考にできるプレーがたくさんあり、自分を見つめ直せるいい機会でした。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A  冬の練習です。
主に冬の練習は、ティーバッティングとウエイトと走り込みでした。
特に、近くの神社のランニングは、坂道や階段も多く、つらかったです。
また、1日に1,000スイングをノルマに素振りやティーバッティングをしていました。
休日は2,000や3,000スイングもありました。
正直、逃げ出しそうになりましたが、チームメイトと声を掛け合い、毎日続けてこられました。
おかげで打球の飛距離が伸び、頑張ってよかったと思いました。

Q  自分が成長したと感じることは?
A  コミュニケーション能力がつきました。
無口で感じたこともあまり言うタイプではありませんでしたが、後輩や同級生にも感じたことをすぐ言って、良いプレーが出来るよう話し合ったりすることができました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A  自分の野球人生に関わった人たちです。
その人たちがいなければ、今の自分はなかったと思います。

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A  「何苦楚魂」(なにくそだましい)です。
意味は、人生は“何”ごとも“苦”しいときが自分の基礎(楚)を作るのだということです。
誰しも、1回では成功できないと思います。
失敗することにより成功できると思います。
厳しい練習でも夏の大会のためにと思い練習しました。

Q  これからの目標や夢は?
A  野球で培った体力を、人命救助に役立てようと看護師になろうと思っています。
これまでは支えてもらった機会が多かったので、今度は支える側になろうと思っています。

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A  一緒に野球ができて楽しかったです。
これからは別々の道になるけど、いつか集まって、また野球をしよう!
最高の仲間たちです!
ありがとう!

Q  後輩たちへのメッセージ
A  今年の夏の大会のベスト4という成績を必ず越してください。
そして、由利高校初の甲子園に出場してください。
応援しています!
そしてありがとう!

Q  あなたにとって高校野球とは何だった?
A  「最高の思い出」です。
うれしいこと、つらいこと、楽しかったこと、苦しかったこと、たくさんありました。
たくさんあったおかげで、人間的に成長できました。
大人になっても忘れず、自分の夢に向かって頑張っていきたいです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

加藤 星空(かとう せいら)
秋田県由利本荘市
由利高3年