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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A ベンチでスコアをつける時、選手と一体となり盛り上がって戦うことが楽しかったです。試合前の円陣は毎回面白くて、誰かがヒットやホームランを打つと本人もよりも周りが大喜びしている姿を見ることが好きでした。
 うれしかったことは、能代球場の開幕戦とみんなの最後の試合でアナウンスをできたことです。開幕戦のアナウンスをお願いされた時はうれしかったし、最後の試合でアナウンスをできたことは最高の思い出になりました。毎試合行っている打率や防御率の計算で、努力の結果が目に見えてわかることもすごくうれしかったです。

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 人見知りで、入部して半年くらいはコミュニケーションを上手くとることができなくてつらかったです。また、毎日の部活後に坂を登ることがつらかったです。暗闇の中、熊に会うんじゃないかという恐怖と戦いながら長くて急な坂を登るのは本当に苦痛で、何人かの選手が一緒に帰ってくれて助かりました。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 相手のことを優先した行動ができるようになったと思います。マネージャーをする上で相手への配慮は忘れてはいけないので、常に周りのことを考えて行動するようにしました。そして、人を支えることの大変さを知ることができ、たくさんの人に感謝できるようになりました。 これからは、自然と周りを思いやる行動ができるような人になりたいと思います。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 悩んでいると気づいて相談に乗ってくれるチームメイト、的確にアドバイスをくださる先輩方、笑顔にしてくれる後輩たち、野球以外のことも沢山教えてくださる首脳陣のみなさん、どんな時も味方でいてくれた家族、そして鳳鳴野球部に関わってくださった全ての人に感謝しています。みなさんのおかげで2年半楽しくマネージャーをすることができました。本当にありがとうございました。

 

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「“Laughter is the best medicine” 笑いは人の薬」という言葉です。どんなにつらい時でも笑顔でいるように心がけています。笑顔でいると自分も周りも幸せな気持ちになり、嫌なことも忘れられると思うからです。私の笑顔で元気になり、明るい気持ちになってくれる人がいたらいいなと思います。これからも常に笑顔を忘れずに生活していきたいです。

Q  これからの目標や夢は?
A 将来、英語を使って地域や人のためになることをしたいと考えています。そのためには英会話能力はもちろん、コミュニケーション能力や多文化を理解すること、相手の気持ちを尊重することが大切だと思うので、普段から意識していきたいです。また、マネージャー生活を通して学んだことを活かし、たくさんの人に手を差し伸べられる存在になりたいと思います。

 

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 2年半ありがとう。普段はおもしろくてふざけてばかりですが、野球になると別人になるみんなはどのチームの選手よりもカッコよかったです。みんなの「存在」、みんなからの「ありがとう」やみんなの「笑顔」に何度も何度も助けられました。どんな時も私を快くベンチに受け入れてくれてありがとう。みんなのおかげで本当に楽しくて夢のような2年半を過ごすことが出来ました。みんなのマネージャーでいられて幸せです。この15人で良かったし、これ以上に素敵な仲間に出会えることってもう無いんだろうなあと思います。大好きです。本当にありがとう!

Q  後輩たちへのメッセージ
A 「ひなちゃたん」、「ちゃたん」って沢山呼んで話しかけてくれてありがとう!自分から進んで重いものを持ってくれたり、アイシングを作るのを手伝ってくれたり、ジャグが無くなったのに気づいたら何も言わずに足してくれたり、気遣いのできる素晴らしい後輩たちで、とても感謝しています。部活後に話しかけてくれるかわいいみんなが癒しの存在でした。「甲子園で校歌を歌う」という目標を叶えられると信じています。1番に応援しています!頑張ってください!

   

Q  あなたにとって高校野球とは?
A かけがえのないものです。小さい頃から憧れていた高校野球に1番近くで携わることが出来て、濃くて幸せな2年半でした。外から見ていた野球を、内部から知ることができてもっと野球が好きになりました。たくさんの人に感動と笑顔と元気を与えてくれる高校野球は本当に素晴らしいものだと思います。2年半で学んだこと、出会った仲間、感じたこと、全てを大切にしてこれから頑張っていきたいです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

若狭 ひなた(わかさ ひなた)
大館第一中学校出身
大館鳳鳴高等学校3年