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Q  楽しかったこと、うれしかったことは?
A 大曲高校との定期戦で、サヨナラ3ランホームランを打ったことです。打撃面で思うような結果を出せずにいた時期でした。9回2死1・2塁の場面で打席が回ってきて「自分が決める」という強い気持ちで打席に入りました。みんなの期待に応えることができたその1本が自信に繋がり、さらに努力をすることができました。自分の野球人生で1番忘れられない打席になりました

Q  苦しかったこと、つらかったことは?
A 主将としてチームをまとめることです。部員が多かったこともあり、全員に気を配ることができず自分のことでいっぱいになってしまいました。チームメイトに対して厳しくすることができないことで、チームに規律が緩くなりプレーにまで影響が出ることが多かったです。ですが、監督さんからの「好かれようと思うな。ダメなことはダメと言えるようになれ。」と言うアドバイスを常に心に置き、成長することができました。

Q  自分が成長したと感じることは?
A 身体を上手にコントロールすることです。入学当初、パワーはありましたがパフォーマンスにつなげることができていませんでした。様々なトレーニングや柔軟を行い、3年生になった頃には成果が出たと感じました。

Q  感謝していること、感謝している人は?
A 一番は監督さんです。主将としての力が無かった自分に、厳しい言葉やたくさんのアドバイスをいただきました。おかげで最後まで主将という重要な役割を頑張ることができました。技術面だけでなく、人間性において成長することができたのは監督さんのおかげです。本当に感謝しています。

 

Q  座右の銘、好きな言葉は?
A 「失敗と書いて、成長と読む」です。これは野村克也さんの言葉で、失敗した分成長することができるという意味です。失敗し落ち込み、下を向きたくなる時もありましたが、この言葉を思い出しなぜ失敗したかを考え、失敗を自分自身の成長につなげられるように取り組んできました。

Q  これからの目標や夢は?
A スポーツについて専門的に学び、スポーツトレーナーとして活躍することです。将来は野球選手のサポートもしていきたいと考えています。たくさん勉強して、母校の力にもなりたいです。

 

Q  一緒に頑張った仲間たちへのメッセージ
A 長いようで短い高校野球を一緒に頑張れて良かったです。頼りない主将だったけど、最後まで着いてきてくれてありがとうございました。みんなとは一生の仲間なので、これからも声をかけあっていきましょう。

Q  後輩たちへのメッセージ
A 努力はすぐに結果に結びつくとは限りません。努力を続けた先に〝甲子園〟があることを忘れず、最後まで諦めず頑張ってください。応援しています。

   

Q  あなたにとって高校野球とは?
A 私にとって高校野球とは、自分自身を大きく成長させてくれる場所でした。〝甲子園〟という夢の舞台に立つために、部員全員が心をひとつにして頑張りました。甲子園に出場することはできませんでしたが、高校野球を通しての経験や成長はとても大きなものでした。野球という素晴らしいスポーツに出会えて本当に良かったです。

≪文・写真:ボールパーク秋田編集部≫

~ profile ~

佐藤 琉星(さとう りゅうせい)
大仙市立協和中学校出身
大曲農業高等学校3年