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~ 審判コラム ~

秋田県野球協会審判部 南秋潟上支部長 佐々木秀樹

 子供たちを健やかな成長へと導く保護者の皆様の活動は、将来の野球人育成の礎となるものです。 野球に携わるものとして、あらためて感謝申し上げます。

●秋田県野球協会審判部は・・・秋田県野球連盟、秋田県軟式野球連盟、秋田県大学野球連盟、 秋田県高等学校野球野球連盟、秋田県中学校体育連盟の5団体が組織した秋田県野球協会の審判部門です。 当会は、南秋潟上支部として、当地域の試合を管轄しています。

●審判の役割・・・野球審判の役割は、正しく判定し、正しく規則を適用することです。 信頼される審判として関わることが、子供たちの成長を後押しすると私は考えています。

●子供たちの成長を後押しする・・・保護者の皆様、審判員資格を取得して、子供たちの成長を更に後押ししてみませんか? 先ずは練習試合に立って、同じグラウンドで子供たちの成長を見守りませんか?

●審判になるきっかけ・・・以下、皆様と同じように子育てを経験した(経験している)、 更には野球選手として活動していた方々の審判になるきっかけをご紹介します。


 ♣  取得のきっかけ   ♠  実際にやってみて
杉森 博光(大潟村) 審判歴3年
 ♣   地元のスポ少野球チームに息子が入団し、もともと私自身も球児だったこともあり、 選手としての視点のみならずゲームを公平かつ厳正にジャッジする姿に関心を持ちました。
 ♠   "野球のルールは不定期に変わる”ので、 審判部に所属することでルール変更の情報をいち早くキャッチ出来、とても勉強になります。 最新の情報、正しい情報をチームの指導者や関係者に同知することが出来ます。 いち早い対応で野球のレベル向上にもつながっていると感じています。
半田 一博(井川町) 審判歴20年
 ♣   小学校2年から野球を始め、社会人でもプレイをしていた頃、 地元の審判から「審判が不足しており、今後は審判を派遣できなくなるかも」と言われたことがきっかけ。
 ♠   プレーヤーとしての野球と審判目織からの野球では、全然違うものでした。 高校野球をやった一人として、まだあの場面で野球に携われることに感謝しています。
柴田 昭彦(八郎潟町) 審判歴12年
 ♣   もともと野球をやっていて審判に興味があったのと、息子が野球を始めたことで資格を取得しました。
 ♠   審判は試合ではミスが許されないのでプレッシャーを感じますが、 やればやる程、 審判の魅力にはまっているのを感じています。
菅生 真澄(五城目町) 審判歴13年
 ♣   ・同じ野球チームに審判をしている人がいて興味を持ちました。
・審判目線で野球を見たかったからです。
 ♠   ・ルールが複雑で、試合でのルール適用が難しい。 日々、勉強中。
・いいパッター、いいピッチャーを間近に見られて最高です。
・きわどいプレイのジャッジが審判としての見せ場なので、やりがいがあります。
関谷 浩幸(潟上市) 審判歴9年
 ♣   スポーツ少年団の練習試合でお父さん審判をしているうちに、 審判の資格を取得したいという気持ちが強くなりました。 そして、子供の活躍する姿を同じグラウンドの中で見たいという思いから取得しました。
 ♠   野球経験者ということでそれなりにルールは理解していたつもりでしたが、 それ以上にたくさんのルールがあることに驚きました。 選手の熱いプレイを目の前で感じることが出来ます。 経験豊富な先輩方がフォローしてくれるので安心して続けられます。
尾崎 正春(大潟村) 審判歴2年
 ♣   私自身、野球の経験はありません。 子供がスポ少で野球を始めましたが、練習試合の審判が少なく、「子供たちのために取得を」と、 先輩たちからお願いされ取得しました。
 ♠   正直、野球経験がない私にとって、ルールを覚えることに苦戦しております。 子供と一緒にルールを覚え、正確なジャッジができる審判に成長できればと思っております。

審判員資格とは
 秋田野球県協会では、毎年秋に公認審判員資格審査会を実施しています。 これを受講し合格と認められると審判資格が与えられ、秋田県野球協会に所属する団体の大会に立つことが出来ます。
どのような審査会かというと
◆午前中は、野球規則を解説した後、その理解度をテスト。
◆午後は、基本動作の講習後、その習熟度を判定。
◆総合的に評価して、適否を決定します。