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~ 審判コラム ~

秋田県野球協会審判部 能代支部長 納谷勇孝

 私は平成7年に公認2種審判員資格を取得し、平成12年に1種資格審判員を取得いたしました。

 野球が好きで小学校の低学年の頃から仲間と野球遊びをしていました。 当時は6年生にならないと野球部には入れなく、それもテストを受けて合格しなければ部員にはなれない状況でした。 野球が好きなだけで満足にキャッチボールも出来ないし、 バットも振れない私は一応部員にはなれましたが試合にはほとんど出ることはありませんでした。 それでも野球が好きだったので、中学・高校と野球部に入り毎日厳しい練習について行くのが精一杯でした。

 社会人になり、地元の野球チームで試合をしていると、時々審判員の方に指導を受ける事がありました。 ルールは分かっているつもりでしたが、間違って覚えている事がたくさんありました。

 結婚もして子供が出来た時に、子供に正しいルールを教えようと思い、審判員の資格を取る事を決断しました。

 審判員の資格を取得してからは、市内で行われている練習試合や地元開催の野球大会で審判として立たせてもらいました。

 1種の資格を取ってからは、様々な大会へ派遣させて頂きました。 八戸市で行われた高校軟式の北東北大会や、秋田県開催の国体の高校軟式、少年野球全県大会、 高校野球選手権大会(10年表彰を頂きました)。 各大会に派遣して頂きました、審判部長・支部長には感謝しております。

 また、大館ハチ公ドームで行われている技術研修会にも参加させて頂き沢山の事を学ばせて頂きました。 指導員の方には「プレーがベースのどの位置でおこるのか、その位置が見える場所がどこなのか。 その位置で送球がそれた場合は見える位置を探す事」などを教わりました。

 能代支部は、審判員の減少と高齢化が進んでおります。 若手審判員の数を増やすことと、若手審判員の技術向上を進めて行きたいと思います。 技術向上のため、他支部との交流や勉強会を開き技術向上に努めさせたいと考えております。

 最後になりますが、野球の審判に興味がある方は是非チャレンジして下さい。 野球をちがう角度から見てみませんか。